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ホームページの問い合わせを増やすには?増えない原因を5段階で診断する方法

ホームページの問い合わせを増やす前に確認したい5つの原因を解説。訪問者数、導線、フォーム、信頼情報、計測のどこに問題があるかを切り分け、優先順位を付けて改善する方法を紹介します。

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ホームページの訪問者数や問い合わせフォームを5段階で診断するイメージ
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この記事の結論と要点

ホームページの問い合わせを増やすには、いきなり文章やデザインを変更するのではなく、まず「人が来ていない」「対象者に向けた内容になっていない」「依頼する理由が伝わらない」「問い合わせ先が分かりにくい」「フォームや電話が使えない」のどこで離脱しているかを確認します。訪問者数が不足しているなら検索・地域情報・流入経路、訪問者がいるなら訴求内容と導線、送信直前で離脱しているならフォームや対応案内を優先します。GA4やSearch Consoleの数字と、実際のスマートフォン操作を組み合わせて診断すれば、限られた予算や人員でも改善の順番を決めやすくなります。

  • 問い合わせを増やす前に、フォーム、電話、LINE、予約、見積もりなど自社の成果を定義する。
  • 最初に訪問者数を確認し、人が来ていないのか、来ているのに離脱しているのかを分ける。
  • トップページとサービスページで、対象者、提供内容、地域、悩み、次の行動を具体的に示す。

対象読者:ホームページを運営している中小企業経営者、個人事業主、店舗・クリニック・サロン経営者、社内にWEB担当者がいない企業の担当者。特に、アクセスやページ更新は行っているものの、問い合わせや予約につながらず、何から見直すべきか分からない人。

ホームページを公開し、サービス内容や会社情報も掲載しているのに、問い合わせがほとんど来ない。広告やブログを増やすべきか、デザインを変えるべきか、フォームを短くすべきか判断できない。こうした悩みは、改善策を先に決めてしまうことで起こりやすくなります。

ホームページの問い合わせを増やすには、まず問い合わせまでの流れを分解し、どの段階で人が減っているかを診断することが重要です。訪問者がいないサイトと、訪問者はいるものの依頼につながらないサイトでは、必要な対策が異なります。

この記事では、問い合わせを5段階に分け、症状、確認方法、改善例、注意点を整理します。WEB担当者がいない中小企業でも、最初に確認できる項目から順番に紹介します。

この記事の結論

ホームページの問い合わせを増やすには、いきなり文章やデザインを変更するのではなく、まず「人が来ていない」「対象者に向けた内容になっていない」「依頼する理由が伝わらない」「問い合わせ先が分かりにくい」「フォームや電話が使えない」のどこで離脱しているかを確認します。訪問者数が不足しているなら検索・地域情報・流入経路、訪問者がいるなら訴求内容と導線、送信直前で離脱しているならフォームや対応案内を優先します。GA4やSearch Consoleの数字と、実際のスマートフォン操作を組み合わせて診断すれば、限られた予算や人員でも改善の順番を決めやすくなります。

この記事でわかること

  • 問い合わせをフォーム送信だけでなく、電話、LINE、予約、見積もりなど事業上の成果として定義する方法
  • 問い合わせが増えない原因を、訪問者数・訴求・信頼・導線・入力環境の5段階で切り分ける方法
  • Search Console、GA4、実機テストを使って確認する項目
  • 限られた時間や予算で改善するための優先順位
  • 問い合わせ率の数値を自社データで判断する考え方

問い合わせを増やす前に、何を「問い合わせ」とするか決める

問い合わせを増やす取り組みでは、フォーム送信数だけでなく、自社の商談や来店につながる行動を成果として定義します。

問い合わせの定義が曖昧なままだと、フォーム送信は増えたのに電話や予約が減った、という判断の難しい状態になります。まずは自社にとって価値のある行動を一覧にし、計測対象を決めましょう。

法人サービスなら見積もり依頼、資料請求、相談予約が中心になるかもしれません。店舗やサロンなら電話、予約、LINE、空き状況の確認が重要な場合があります。クリニックでは予約や電話が中心になることもありますが、業種や顧客層によって異なるため、最初から比率を決めつけないことが大切です。

分析上は、訪問者数、問い合わせ到達数、問い合わせ完了数、有効問い合わせ数、成約・来店数に分けると、どこを改善すべきか見えやすくなります。

  • 訪問者数:ホームページを訪れた人数やセッション数
  • 問い合わせ到達数:フォーム、電話、LINE、予約ページなどに進んだ数
  • 問い合わせ完了数:フォーム送信、電話、予約などが完了した数
  • 有効問い合わせ数:営業対象となる相談や見積もり依頼の数
  • 成約・来店数:問い合わせ後に契約、来店、受診などへ進んだ数
問い合わせを分解して確認する指標
段階 確認すること 該当する行動の例
訪問 サイトに人が来ているか 検索、広告、Googleマップ、紹介からの訪問
関心 内容を読み、次の行動を検討しているか サービスページ閲覧、料金確認、事例閲覧
到達 問い合わせ先まで進んだか CTAクリック、電話番号タップ、予約ページ遷移
完了 実際に連絡や予約が完了したか フォーム送信、電話、LINE送信、予約完了
有効性 事業上の見込みがあるか 対象地域からの相談、見積もり、来店予約

具体例

  • 外壁塗装会社なら、フォーム送信だけでなく現地調査や見積もり依頼を成果として扱う。
  • サロンなら、予約完了、電話、LINEでの空き状況確認を別々に記録する。

注意点

  • 問い合わせ率の良し悪しは、業種、価格、地域、流入元、問い合わせの定義によって変わります。業界平均だけで判断しないでください。

例外・適用できないケース

  • 電話や来店が多い事業では、フォーム送信だけを改善目標にすると、実際の成果を見落とす可能性があります。

原因1:ホームページに訪問者が来ていない

検索や広告、Googleマップなどからの訪問が少ない場合は、問い合わせ導線より先に、見つけてもらう経路とページの入口を確認します。

問い合わせがないとき、最初に確認したいのはホームページへの訪問者数です。訪問者がほとんどいなければ、フォームの文言を変えても母数が増えないため、効果を判断しにくくなります。

Google Search Consoleでは検索で表示された回数、クリック数、検索クエリを確認します。GA4ではユーザー数やセッション数だけでなく、検索、広告、SNS、Googleマップなどの流入元を分けて見ます。検索に出ていない場合は、登録状況、noindex、robots.txt、ログイン制限などの技術的な設定も確認します。

Google Search Essentialsは、検索に表示されるための基本的な技術要件やスパムポリシー、コンテンツ作成の考え方を示しています。ただし、要件を満たしてもクロール、インデックス、検索結果への掲載が保証されるわけではありません。

  • Search Consoleで表示回数、クリック数、検索クエリを確認する
  • GA4で流入元、地域、デバイス、主要ページを確認する
  • サービス名と地域名を組み合わせた検索で、自社ページが表示されるか調べる
  • サービスごとの説明ページ、料金、事例、FAQを用意する
  • Googleビジネスプロフィールと公式サイトの会社名・住所・電話番号・営業時間を一致させる
  • 重要なサービスページをサイト内リンクでつなぐ
訪問者が少ないときの診断
症状 確認する場所 優先する対応
検索表示が少ない Search Consoleの表示回数・クエリ サービスと地域を具体化し、ページ構成を見直す
検索以外の流入も少ない GA4の流入元 Googleマップ、紹介、SNS、広告など現実的な入口を整理する
ページが検索に登録されない Search Consoleやサイト設定 noindex、robots.txt、公開状態、内部リンクを確認する
地域の来訪が少ない 地域別データ、Googleビジネスプロフィール 住所、対応地域、営業時間、アクセス情報を整える

具体例

  • 「地域密着の建設会社」だけでなく、「福岡市・糟屋郡の店舗改装」など、サービスと対応地域を具体的に示す。

注意点

  • SEOを行えば必ず検索1位になる、または一定期間で問い合わせが倍増する、といった保証はできません。

例外・適用できないケース

  • 紹介や既存顧客からの訪問が中心なら、検索順位よりも紹介先が迷わないサービスページや問い合わせ先の整備を優先する場合があります。

原因2:訪問者はいるが、誰向けのホームページか分からない

訪問者がいるのに問い合わせが少ない場合は、トップページやサービスページを見て、対象者・提供内容・地域・次の行動がすぐ理解できるか確認します。

会社名や理念だけでは、訪問者が「自分の悩みに対応している」と判断できないことがあります。「高品質」「安心」「地域密着」といった表現は、具体的な対象者や対応内容と組み合わせて初めて判断材料になります。

トップページの最初の画面で、何を提供しているか、誰向けか、どの地域に対応するか、どの悩みに対応するか、次に何をすればよいかを確認してください。ページを社内の人だけで評価せず、初めて見る人に内容を説明してもらうと、抽象的な表現に気づきやすくなります。

ファーストビューは重要な確認箇所ですが、改善しただけで問い合わせが増えるとは限りません。流入の質、料金、信頼性、サービス内容、問い合わせ後の対応も合わせて見ます。

  • 何を提供している会社か分かるか
  • どのような人が対象か分かるか
  • 対応地域や店舗所在地が分かるか
  • 訪問者の悩みと提供方法が結びついているか
  • 問い合わせ後の流れが想像できるか
  • ページを見た後の行動ボタンが見つかるか
抽象表現を具体的な案内へ変える例
抽象的な表現 具体化の方向 記載例
地域に根ざした信頼の建設会社 地域・対象工事・相談内容を明示 福岡市・糟屋郡の店舗改装に対応。現地調査から見積もりまで相談可能
お客様の未来をサポート 対象者と支援内容を明示 福岡県内の小規模事業者向けに補助金申請と事業計画書作成を支援
美と健康をトータルサポート 場所・悩み・初回利用者を明示 天神駅から徒歩5分。初めての方も相談しやすい肩こり・姿勢改善専門サロン

具体例

  • サービス名だけでなく、「どの悩みを持つ人が、何を相談できるページなのか」を見出しや導入文で明示する。

注意点

  • 複数の顧客層を対象にする場合、1つのページに情報を詰め込みすぎず、法人向け、個人向け、店舗向けなど入口を分けると理解されやすくなります。

例外・適用できないケース

  • 緊急性の高いサービスや店舗では、詳しい説明より先に電話、予約、営業時間、所在地を目立たせる方が適することがあります。

原因3:依頼する理由と不安を解消する情報が足りない

サービスの特徴を並べるだけでなく、顧客の悩み、提供する方法、依頼後に得られる状態を具体的に示します。

訪問者が対象者だと分かっても、「なぜこの会社に相談するのか」が伝わらなければ、問い合わせには進みにくくなります。資格、設備、機能の説明だけでなく、どんな相談を受け、どのような手順で進み、何を確認できるのかを示しましょう。

施工事例、症例、利用者の声、担当者情報などは、依頼前の不安を減らす材料になります。ただし、実在する情報だけを掲載し、過度な効果の断定や誤解を招く表現は避けてください。

料金を掲載できるサービスでは、基本料金だけでなく、追加料金、出張費、キャンセル料、税込・税別、料金に含まれる作業を記載します。オンラインで契約申込みを受ける場合は、特定商取引法上の表示が必要になることがあるため、提供方法に応じて確認が必要です。

  • 顧客が抱えている悩みを具体的に書く
  • 相談・現地調査・施術・見積もりなど提供手順を示す
  • 実績、事例、担当者、資格など確認可能な情報を掲載する
  • 料金の目安と、追加料金が発生する条件を説明する
  • 対応できない内容や対象地域も明記する
  • 問い合わせ後に何が起きるかを案内する
依頼前の不安を減らす情報
不安 掲載すると判断しやすい情報
自分の悩みに対応できるか 対象者、対応サービス、対応地域、対応できないケース
いくらかかるか 料金の目安、含まれる内容、追加料金の条件
誰が対応するか 担当者、資格、経験、会社情報
依頼後の流れが不明 相談、見積もり、予約、実施までの手順
問い合わせると断れなさそう 相談だけでもよいか、営業連絡の有無、返信方法

具体例

  • 見積もりが必要なサービスでは、正確な価格を無理に固定せず、「現地確認後に変動する条件」と「見積もりまでの流れ」を説明する。

注意点

  • 実績数、満足度、効果、対応件数などの数値は、確認できる根拠と対象期間がある場合だけ使用します。

例外・適用できないケース

  • 価格が個別見積もりになる業種では、安さだけを強調するより、見積もりの前提条件や追加費用の可能性を明示する方が問い合わせ後の行き違いを減らせます。

問い合わせが増えない原因を、自社サイトの状況から整理しませんか?

訪問者数、サービスページの内容、問い合わせ導線、フォームの動作など、どこから確認すべきか分からない場合は、現在のホームページと計測状況をもとに改善の優先順位を整理します。福岡県を中心に全国の中小企業・店舗・個人事業主のご相談に対応しています。

ホームページの課題を相談する無理な営業は行いません。現在の課題整理にご活用ください。

原因4:問い合わせまでの導線が分かりにくい

各ページで訪問者が次に取る行動を1つ以上明確にし、サービス内容に合ったCTAを見つけやすく配置します。

問い合わせボタンがトップページにしかない、ページごとに連絡先が違う、スマートフォンで電話番号を押せないといった状態では、関心を持った人を取りこぼします。サービスページ、料金ページ、事例ページ、FAQの読了後など、相談したくなる場所に適切な導線を置きます。

CTAは「お問い合わせ」だけでなく、訪問者の状況に合わせて「見積もりを依頼する」「空き状況を確認する」「料金について相談する」「LINEで質問する」など具体的にします。ただし、無料相談と表示する場合は、無料の範囲や相談後の案内を明確にしてください。

問い合わせ後の流れ、受付時間、返信目安、電話がつながらない時間帯の案内があると、送信後の不安も減らせます。返信時間は実際に守れる内容だけを記載します。

  • サービスページごとに主要CTAを設置する
  • スマートフォンで電話番号をタップできるようにする
  • フォーム、電話、LINE、予約など複数の接点を必要に応じて用意する
  • CTAの文言を訪問者の目的に合わせる
  • 営業時間、定休日、返信方法、問い合わせ後の流れを示す
  • ページごとに異なる連絡先を掲載していないか確認する
目的別のCTA例
訪問者の目的 CTAの例 追加して伝える情報
価格を知りたい 料金について相談する 料金の目安、見積もりの条件
工事や作業を依頼したい 見積もりを依頼する 現地調査や見積もりの流れ
店舗を利用したい 空き状況を確認する 営業時間、予約方法、キャンセル規定
少し質問したい LINEで質問する 受付時間、返信目安、相談可能な範囲
緊急で連絡したい 電話で相談する 受付時間、時間外の案内

具体例

  • 料金ページを読んだ人には「料金について相談する」、施工事例を読んだ人には「自社のケースを相談する」など、直前の関心に合わせた文言を使う。

注意点

  • CTAを増やしすぎると、どの行動を選ぶべきか分からなくなる場合があります。ページの目的に応じて主要な行動を決めます。

例外・適用できないケース

  • 高額サービスや比較検討が長いサービスでは、いきなり申込みを求めず、資料請求や相談予約など段階的なCTAが適することがあります。

原因5:フォームや電話が正常に使えない

フォームは公開後も、複数の端末と回線で実際に送信し、訪問者側だけでなく社内への通知や返信まで確認します。

フォームが送信できない、送信後の完了画面が出ない、会社側に通知が届かないといった不具合は、訪問者が離脱してもアクセス解析だけでは発見しにくいことがあります。問い合わせが少ないと感じたら、まず実機で操作してみてください。

iPhoneのSafari、AndroidのChrome、パソコンのChromeとEdgeなど、利用者が使う可能性のある環境で入力します。Wi-Fiとモバイル回線、営業時間内と営業時間外も分けると、条件による問題を見つけやすくなります。

入力項目は、初回相談に本当に必要かを見直します。個人情報の利用目的、送信内容の保存、自動返信、迷惑メールへの振り分け、電話の受付時間も確認対象です。

  • 必須項目が多すぎないか
  • 入力エラーの理由が分かるか
  • スマートフォンで入力しやすいか
  • 送信後に完了画面が表示されるか
  • 会社側に通知が届くか
  • 自動返信メールが届くか
  • 迷惑メールに分類されていないか
  • 営業時間外の電話や問い合わせの案内があるか
問い合わせ機能の実機テスト
環境 確認すること
iPhone・Safari 表示、入力、電話タップ、フォーム送信
Android・Chrome 表示崩れ、入力、エラー表示、送信完了
パソコン・Chrome フォーム全体、確認画面、完了画面
パソコン・Edge ブラウザによる動作差
モバイル回線 表示速度、画像やフォームの読み込み
営業時間外 電話案内、自動返信、翌営業日の対応案内

具体例

  • テスト送信後に、サイト管理者への通知、自動返信、問い合わせ内容の保存、担当者の受信確認を順に記録する。

注意点

  • 実際の顧客データを使わず、テスト用の連絡先を利用します。テスト後は社内で削除方法も確認してください。

例外・適用できないケース

  • 予約システムや外部フォームを利用している場合は、ホームページだけでなく、外部サービス側の受付停止、連携、通知設定も確認します。

データで原因を切り分け、改善の優先順位を決める

優先順位は、影響が大きく、確認や修正が比較的容易で、事業上の損失を減らせるものから決めます。

すべてを一度に変更すると、何が効いたのか分からなくなります。まずは「訪問者がいるか」「問い合わせページまで進んでいるか」「送信が完了しているか」「有効な相談か」を分けて確認します。

GA4ではページ閲覧やリンククリック、フォーム送信などをイベントとして計測できます。問い合わせ、予約、見積もり依頼など、事業上重要なイベントはkey eventとして扱うと、成果との関係を確認しやすくなります。

問い合わせ率は、問い合わせ完了数を訪問者数で割って算出できますが、良い水準は業種や流入元で異なります。自社の前月比、前年同月比、改善前後、流入元別、デバイス別で比較する方が、一般的な平均値より実務的です。

  • 最優先:フォーム送信、電話、予約が正常に完了するか
  • 次に優先:サービスページから問い合わせ先へ進めるか
  • その次:対象者、対応地域、料金、依頼後の流れが明確か
  • 訪問者不足が確認できた場合:検索、Googleマップ、広告、紹介など入口を整える
  • 改善後:同じ条件で前後のデータを比較する
症状別の改善優先順位
確認結果 最初に行うこと 後から検討すること
訪問者が少ない 流入元、検索表示、登録状態を確認 コンテンツ拡充、広告、SNS運用
訪問者はいるが直帰が多い 対象者と提供内容を具体化 ファーストビューやページ構成の調整
サービスページは見られるがCTAクリックが少ない 依頼理由、料金、事例、CTAを確認 ページデザインの細かな改善
CTAクリックはあるが完了が少ない フォーム、予約システム、電話動作を確認 入力項目や確認画面の改善
問い合わせはあるが有効性が低い 対象条件、対応地域、サービス説明を明確化 広告や流入キーワードの見直し

具体例

  • 問い合わせ完了数が変わらない場合でも、フォーム開始数やCTAクリックが増えているなら、次はフォーム入力や送信処理を確認する、と段階を分けて判断する。

注意点

  • ページ滞在時間やエンゲージメント率が高いことだけで、問い合わせが増えるとは判断できません。重要な行動と分けて確認します。

例外・適用できないケース

  • 問い合わせ件数が少ない事業では、短期間の変動だけで結論を出さず、一定期間のデータと実際の問い合わせ内容を組み合わせて判断します。

スマートフォン表示とページ速度は、成果導線を優先して確認する

表示速度やスマートフォン対応は重要ですが、スコアを上げること自体ではなく、訪問者がサービスを理解して問い合わせを完了できるかを優先します。

GoogleのPageSpeed Insightsでは、モバイルとパソコンのページ性能を確認できます。Core Web VitalsにはLCP、INP、CLSが含まれ、代表的な良好の目安はLCP 2.5秒以下、INP 200ミリ秒以下、CLS 0.1以下です。評価は実ユーザーデータなどの条件に基づくため、テスト環境の結果だけで判断しません。

画像やスクリプトの最適化は改善候補ですが、ページ速度の点数が上がっても問い合わせが増えるとは限りません。電話ボタンが押せない、フォームが入力しづらい、重要な情報が画面外にあるといった問題を先に解消します。

  • スマートフォンで文字やボタンが見やすいか
  • 電話番号がタップできるか
  • フォームの入力欄や選択肢が操作しやすいか
  • 画像の読み込みで重要な案内が遅れないか
  • ボタンがずれて誤操作を招かないか
  • PageSpeed Insightsの結果を実機の操作感と併せて確認する
速度改善で確認する指標と実務上の優先度
確認対象 見る内容 注意点
LCP 主要な内容が表示されるまでの状態 スコアだけで問い合わせ増加を判断しない
INP クリックや入力への反応 フォームや電話ボタンの操作性も確認する
CLS 表示中のレイアウトのずれ ボタンの移動や誤タップを確認する
実機操作 実際の閲覧・入力・送信 Wi-Fiとモバイル回線で差が出る場合がある

具体例

  • 速度スコアを改善する前に、スマートフォンでサービスページから電話やフォームまで進み、送信完了できるかを確認する。

注意点

  • PageSpeed Insightsで高得点を取ることや、画像を圧縮することだけを目標にしないでください。

例外・適用できないケース

  • 動画や高画質画像がサービスの判断に必要な業種では、情報量を削るのではなく、遅延読み込みや適切なファイル形式など別の方法を検討します。

よくある質問

Q1. ホームページの問い合わせを増やすには、最初に何を見ればよいですか?

A. 最初に、問い合わせの定義と直近の実績を確認します。フォーム送信だけでなく、電話、LINE、予約、見積もりなど自社の成果を整理し、訪問者数、CTAクリック、問い合わせ完了数のどこが少ないかを分けて見ます。

Q2. アクセスが少ない場合、問い合わせフォームを改善しても意味はありますか?

A. フォーム改善は必要ですが、訪問者がほとんどいない状態では効果を判断しにくくなります。Search ConsoleやGA4で流入経路、検索表示、地域情報、サービスページの登録状況を確認し、見つけてもらう入口も整えます。

Q3. 問い合わせフォームの項目は少ないほどよいですか?

A. 項目を減らすと入力負担は下がる可能性がありますが、必要な情報まで削ると返信や見積もりに時間がかかります。初回相談に必要な項目と、契約前に必要な項目を分け、必須項目を見直してください。

Q4. 問い合わせ率の目標は何%に設定すべきですか?

A. 業種、価格、地域、流入元、問い合わせの定義で変わるため、一律の目標値は設定できません。まずは自社の問い合わせ完了数を訪問者数と比較し、前月比、前年同月比、流入元別、デバイス別で改善を確認します。

Q5. 電話やLINEからの問い合わせも計測できますか?

A. 可能です。電話番号タップ、LINEリンククリック、予約ページ遷移などをGA4のイベントとして計測します。ただし、クリックは実際の通話や予約完了と同じではないため、問い合わせ台帳や予約システム側の実績とも照合します。

Q6. ファーストビューを変更すれば問い合わせは増えますか?

A. ファーストビューは対象者、サービス、地域、次の行動を理解してもらう重要な箇所ですが、変更だけで成果が保証されるわけではありません。流入の質、料金、事例、信頼情報、フォームの動作も合わせて確認します。

Q7. ホームページの表示速度は問い合わせに影響しますか?

A. 表示が遅い、レイアウトがずれる、入力操作に反応しないといった状態は、閲覧や問い合わせの妨げになる可能性があります。PageSpeed Insightsの数値だけでなく、スマートフォンでサービス理解から送信完了まで実際に操作して確認してください。

まとめ

この記事の要点

  • 問い合わせを増やす前に、フォーム、電話、LINE、予約、見積もりなど自社の成果を定義する。
  • 最初に訪問者数を確認し、人が来ていないのか、来ているのに離脱しているのかを分ける。
  • トップページとサービスページで、対象者、提供内容、地域、悩み、次の行動を具体的に示す。
  • 依頼理由を伝えるため、料金条件、事例、担当者、対応手順、問い合わせ後の流れを掲載する。
  • CTAはページの目的に合わせ、スマートフォンでも電話やフォームを使いやすくする。
  • フォームは複数の端末と回線で実送信し、通知、自動返信、保存まで確認する。
  • GA4やSearch Consoleのデータと実機テストを組み合わせ、改善前後の自社データで判断する。

参考資料

  1. Google Search EssentialsGoogle for Developers

    参照内容:検索に表示されるための基本的な技術要件、スパムポリシー、コンテンツ作成の基本方針。要件を満たしても検索結果への掲載が保証されるわけではない。

  2. SEO スターター ガイドGoogle for Developers

    参照内容:検索順位1位を自動的に獲得する裏技はなく、検索エンジンがコンテンツを理解しやすくする基本的な考え方。

  3. イベントについて(Google Analytics)Google Analytics ヘルプ

    参照内容:ページ閲覧、リンククリック、フォーム送信など、ユーザーの操作や出来事をイベントとして測定する仕組み。

  4. 推奨イベントGoogle Analytics ヘルプ

    参照内容:generate_leadなど、定義済みのイベント名やパラメータを使ってリード獲得などを測定する考え方。

  5. キーイベントについてGoogle Analytics ヘルプ

    参照内容:ビジネス上重要なユーザー行動をkey eventとして設定し、成果として分析する考え方。

  6. エンゲージメント率とエンゲージメント セッションGoogle Analytics ヘルプ

    参照内容:エンゲージメントセッションは、10秒超の継続、key eventの発生、2ページ以上の閲覧のいずれかを満たすセッションであり、問い合わせ数と同一ではない。

  7. PageSpeed Insights についてGoogle for Developers

    参照内容:モバイル・パソコンのページ性能を、実ユーザーデータとラボ環境のデータで分析する仕組み。Core Web Vitalsの指標と評価条件。

  8. 通信販売広告について消費者庁 特定商取引法ガイド

    参照内容:通信販売に該当するサービスでは、販売価格・役務の対価、支払時期・方法、提供時期、返品・解約条件、事業者情報などの表示が必要になる場合がある。

  9. LocalBusiness 構造化データGoogle for Developers

    参照内容:地域の店舗や事業者に関する情報を検索エンジンへ伝えるためのLocalBusiness構造化データの考え方。


問い合わせが増えない原因を、自社サイトの状況から整理しませんか?

訪問者数、サービスページの内容、問い合わせ導線、フォームの動作など、どこから確認すべきか分からない場合は、現在のホームページと計測状況をもとに改善の優先順位を整理します。福岡県を中心に全国の中小企業・店舗・個人事業主のご相談に対応しています。

ホームページの課題を相談する無理な営業は行いません。現在の課題整理にご活用ください。

参考資料・一次情報

  1. Google Search Essentials Google for Developers|参照 2026-07-26

    根拠として参照した内容:検索に表示されるための基本的な技術要件、スパムポリシー、コンテンツ作成の基本方針。要件を満たしても検索結果への掲載が保証されるわけではない。

  2. SEO スターター ガイド Google for Developers|参照 2026-07-26

    根拠として参照した内容:検索順位1位を自動的に獲得する裏技はなく、検索エンジンがコンテンツを理解しやすくする基本的な考え方。

  3. イベントについて(Google Analytics) Google Analytics ヘルプ|参照 2026-07-26

    根拠として参照した内容:ページ閲覧、リンククリック、フォーム送信など、ユーザーの操作や出来事をイベントとして測定する仕組み。

  4. 推奨イベント Google Analytics ヘルプ|参照 2026-07-26

    根拠として参照した内容:generate_leadなど、定義済みのイベント名やパラメータを使ってリード獲得などを測定する考え方。

  5. キーイベントについて Google Analytics ヘルプ|参照 2026-07-26

    根拠として参照した内容:ビジネス上重要なユーザー行動をkey eventとして設定し、成果として分析する考え方。

  6. エンゲージメント率とエンゲージメント セッション Google Analytics ヘルプ|参照 2026-07-26

    根拠として参照した内容:エンゲージメントセッションは、10秒超の継続、key eventの発生、2ページ以上の閲覧のいずれかを満たすセッションであり、問い合わせ数と同一ではない。

  7. PageSpeed Insights について Google for Developers|参照 2026-07-26

    根拠として参照した内容:モバイル・パソコンのページ性能を、実ユーザーデータとラボ環境のデータで分析する仕組み。Core Web Vitalsの指標と評価条件。

  8. 通信販売広告について 消費者庁 特定商取引法ガイド|参照 2026-07-26

    根拠として参照した内容:通信販売に該当するサービスでは、販売価格・役務の対価、支払時期・方法、提供時期、返品・解約条件、事業者情報などの表示が必要になる場合がある。

  9. LocalBusiness 構造化データ Google for Developers|参照 2026-07-26

    根拠として参照した内容:地域の店舗や事業者に関する情報を検索エンジンへ伝えるためのLocalBusiness構造化データの考え方。

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